私たちディグのメイン事業でもある“新卒紹介サービス”では学生の就職支援、企業様の採用支援をさせて頂いております。
企業Missionでもある
<新しい価値基準を創造し、 すべての人の適材適所を実現させる>
を実現すべく、学生と向き合う毎日です。
新卒紹介サービス自体、10年前にはメジャーではなかった就活手法ですが、現在DiGではコロナ禍の影響もあり新規で相談に来る学生増えており、学生にとって就活でエージェントサービスを活用する事自体、スタンダードとなっています。
本日は、よく頂く質問に、ディグの現役キャリアアドバイザーがお答えします。
「なぜ学生が紹介サービスを利用するのか?」

「就活の進め方がわからない」
「自分に合う企業がわからない」
DiGにきたキッカケは?と聞くと多くの学生がこう答えます。
要因として、
- コロナ禍(21卒以降〜)
- 早期化
- 売り手市場・ナビ掲載企業の増加
- 就活手法の多様化
が挙げられます。
コロナ禍
コロナウィルス感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令されるなど、先行き見えない社会情勢であること。
21卒に関しては緊急事態宣言中は多くの企業の採用活動が中止するなど多くの混乱があった背景もあり、22卒学生も不安や焦りから相談学生が増えていることは、過去にもお伝えしてきました。
オンライン化で試される企業力と採用力 −コロナ禍の新卒採用でもお伝えしている通り、企業様にとっても採用チャンスを逃さない為に、新卒採用の実施が決定した時点で、採用HPなどを通じてすぐにスケジュールとオンライン/オフラインなどの参加方法を開示することは非常に大事なポイントです。
学生は
- “今”採用活動中の企業
- 今後選考に参加できる企業
- 確実に採用活動を行っている企業
が知りたいのです。
早期化
- 早期に就活を終えて学生時代にしかできないことをしたい
- 体育会に所属し、就活できる時期が短期間かつ限定的
学生にとっては3月以前にナビサイトで公開されているインターンシップが選考に直結しているか否か、ナビ上で判断をするのは難しいのが現状です。
限られた期間の中で多数の企業で選考を受け、内定承諾までと考えた時、人材紹介でと考えるのは学生にとって効率的でもあります。
実際、DiGでは3年生の夏頃から企業様に学生をご紹介しています。
就職サイトでの情報解禁は3月1日ですが、21卒学生はこの時点で内定保有率15.8%とインターンシップ期間から選考に参加していた学生の多さが伺えました。
22卒はもっと増えるのでは?と予測しています。

※参考:「就職プロセス調査 (2021年卒)「2020年12月1日時点 内定状況」| 就職みらい研究所」
売り手市場・ナビ掲載企業の増加
新卒採用ツールとしてナビ活用が一般的ですが、近年は売り手市場であることから、ナビの掲載社数も増えており、何万社もあるナビ掲載企業の中から自分に合う企業を探し出すことに難しさを感じる学生も多くいるようです。

※参照:2020 年卒 マイナビ大学生広報活動開始前の活動調査を元に作成
よく学生から
「ベンチャー企業の探し方がわかりません」
といった声を聞きます。
学生の多くは就職情報サイトに掲載されている企業を中心に活動しており、 「就職情報サイトに掲載されている=新卒に力を入れている企業」という安心材料にもなります。
しかし掲載企業の増加に伴い、見つけにくくなっているのも現実です。
大手ナビの構成上、採用人数・ナビ予算も多い大手企業が検索上位に出てくるため、ベンチャー企業、中小企業の発見度はより低くなってしまっているのです。
大手ナビサイト主催の合同企業説明会や就職イベントも同様と言えます。

また、実際に学生のエントリー社数は 3 年前と比べ 44% と大幅に 減少しています。
・早期化が進んだこと(3月1日ナビオープン時点での内定保有率:15.8%)
・情報解禁が3月になったことによる実質就職活動期間の短縮化
・就職情報サイト上での企業の差別化の困難
から、 エントリーが知っている企業へ偏っているものと考えられます。
企業にとっては、ナビに“掲載するだけ”では発見度、他社との差別化がはかれず、<採用したいターゲット学生>への情報訴求が不十分である可能性も高いでしょう。
参考:同じナビ予算でもエントリー数を3.5倍、説明会動員を5倍に!成功事例のご紹介
▶︎https://form.k3r.jp/diginc/21baitaiseikojirei
就活手法の多様化
前項の通り、コロナ禍で採用情報が不明確、企業の情報量の増大により、学生は就職情報サイトからの情報だけで企業を選ぶことが困難になっています。
就職情報サイトにおいても大手サイトから中小・ベンチャー企業が中心のもの、と複数展開されています。
大手サイト一本で就活、よりは複数サイトを活用する学生が多いのはもちろんですが、就職サイトで主体的に就活を進めつつ、
- 逆求人サイト(スカウト等):企業からのオファーを待つ
- 人材紹介・エージェントサービス:自分の要望に合った企業を紹介してもらう
といった第三者の客観的な意見や、自分を評価してもらった上でのオファーなど、受動的に企業との出会いを得る就活スタイルも一般的になっています。
中には、複数のエージェントサービスに登録している学生も多くおり、前述の「就職プロセス調査 (2021年卒)「2020年12月1日時点 内定状況」| 就職みらい研究所」においても内定取得者の23.5%が紹介サービスを利用した、と回答しています。

まとめ
学生にとっては、就職情報サイトだけに頼らない 就職活動が必要な時代となっています。
企業にとっても、学生と出会う機会や知ってもらう機会が激減し、大きな母集団の中から優秀な学生を探すような 「量」の採用では立ち行かなくなってきています。
ナビに掲載してエントリーを待つ“待ちの採用”から、新たな切り口としてターゲット学生と出会う為の“攻めの採用”、「質」の採用が必要な時代と言えるでしょう。

学生に適材適所を。
ゴールは内定ではなく、入社後の活躍。
徹底的に深掘り、寄り添う面談スタイル
- 自己分析サポート
- 深掘り面談
まず私たちが“どんな学生なのか”知る所からスタートします。
自分ではアウトプットし切れていない内面(長所・短所)を引き出すこと、どんなバックボーンがあって今の思考に至っているのか…を複数回の面談で深掘ります。
学生にとっても就活をするにあたって必要な<自己分析>を改めて一緒に行い、隠れた能力を掘り起こすことで選択肢が広がることもあり、その学生によりマッチした・活躍が見込める企業を紹介することが出来ます。
あくまでもゴールは内定ではなく、入社後の活躍!
各々の志望業界・志望職種を尊重しつつも、したいこと、できること、の2軸を一緒に考えながら“納得のいく内定”を目指し、寄り添いながら就活を並走しています。
もし気になることやご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください!